ライブラリ10
八岐大蛇 秦野文化会館 平成25年11月4日
古事記上巻に記載された八岐大蛇の話にもとづいて作詞されたものを、二代上原真佐喜が高低二部の大作にまとめ上げました。
・・高天原を追放されたスサノオが、ある日泣いている老夫婦に出会います。聞くと毎年古志からやってくる八岐大蛇に娘が餌食にされているという。最後に残った末娘のクシナダヒメを守るためスサノオは八岐大蛇に立ち向かい、大量に酒を飲ませて退治してしまいます。
道成寺黒髪供養 第三部 秦野文化会館 平成25年11月4日
道成寺の実録をもとに作詞されたものを、二代上原真佐喜が三部の大作にまとめ上げました。
・・海辺に住む美しい黒髪の海女の乙女が宮使いにと都へ連れ去られ、両親は娘との別れを嘆き悲しむうちにこの世を去ります。以上が第一部と二部で、この第三部では文武の帝が悲観に暮れる娘を慰めるため、一丈二尺の観音像を本尊とした道成寺を建立します。曲は高低二部の合奏曲として作られています。神山喜美重の舞との競演です。
土岐善麿作詞